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NTT都市開発/住友林業 豪州で木造ビル開発

2021.10.11 11:00

 NTT都市開発(東京都千代田区)、住友林業(東京都千代田区)、Hines社(米国テキサス州)が、豪州メルボルン市で木造オフィスの開発に着手すると発表した。
 建物は地上15階地下2階、床面積は2万8865㎡で、6階以上が木造、5階以下がRC造。専有部面積1万8399㎡のうち、1万7818㎡が賃貸オフィス。メルボルンで最高層の木造オフィスビルとなる見込みだ。本年12月の着工、2023年8月の竣工を予定している。
 構造躯体で約4000㎥の木材を使用することで、CO2約3000トンの炭素を固定すると試算している。固定量を含めた建物の建築時に排出されるCO2は、全構造をRC造とする場合と比較して約4割削減する効果があるという。




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