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相鉄線高架下の開発計画に着手
2021.10.18 11:09
相鉄アーバンクリエイツ(横浜市西区)および相鉄ビルマネジメント(横浜市西区)は11日、相模鉄道本線「星川」駅~「天王町」駅間の高架下空間の開発計画に着手した。
同計画は相模鉄道本線(星川駅~天王町駅)連続立体交差事業における全線高架化により創出された、全長約1・4kmのエリアを複数のゾーンに分けて開発するもの。「星川」駅と「天王町」駅西側エリアを第1.期開発区域として、2022年冬の開業を目指す。
開発エリアは、2020年12月に横浜市保土ケ谷区が策定した「星川駅周辺地区総合的なまちづくりガイドライン」に基づくもの。駅周辺と高架下を中心として、今まで分断されていた地区の南北を一体化する街づくりを推進する。星川駅周辺地区全体の利便性を向上させ、にぎわいと交流を創出するまちづくりを行う。
第1.期開発区域となる「星川」駅部と「天王町」駅西側エリアは合計で約1万4000㎡。「星川」駅部には食物販店、スーパーマーケット、カフェなどの暮らしを支える拠点を展開する。「天王町」駅西側エリアでは、YADOKARI(横浜市中区)とオンデザインパートナーズ(横浜市中区)と連携。コミュニティビルダーや「変化を楽しむ人」が生活を営みながら活動し、イベントを開催するなど、まちに変化を与え、新しい生き方を提案していく場を創出する。