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「日証館」をリノベーション チョコ&アイスクリームショップが開店

2021.11.01 11:08

 平和不動産(東京都中央区)の本社ビル「日証館」の一部が店舗としてリノベーションされた。同社が推進する「日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクト」の一環。
 同社は8月に「日本橋兜町茅場町街づくりタグライン」を発表。街づくりコンセプトの1つの要素として、街にある良質なストックを活用し、リノベーションなどを通して新たな価値を創り出す取り組みを再開発ビルの計画と並行して推進している。渋沢栄一邸宅跡地に1928年に建てられた同社の本社「日証館」を、当時の雰囲気を残しながら活用していける方法として店舗にリノベーション。チョコレート&アイスクリームショップ「teal」として再生し、新たな魅力を創出する。
 店舗は日証館設立の1928年より継承されてきた重厚感ある意匠を残した内装とともに、証券界の守り神とされる兜神社に隣接して、店内窓から神社を眺められるなど、昔を今に伝える店舗となっている。
 「日証館」の立地は平和不動産が掲げる街づくり対象エリアの最北端に位置している。同店舗のチョコレートやアイスクリームを求めて来街することをきっかけとして街を回遊してもらうことも一つの目標に据えている。




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