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JR函館本線「苗穂」駅直結の大規模複合開発 名称を「苗穂ヒラクス」に決定
2021.11.15 11:16
JR「苗穂」駅南口駅前で進められている「北3東11周辺地区第一種市街地再開発事業」のA街区・B街区の名称が「苗穂ヒラクス」に決定した。
同事業は約1万5000㎡の敷地に、住宅・商業施設・医療施設で構成するA街区・B街区、既存の寺院施設を集積し再構築するC街区、業務施設を建設するD街区の4つに区分。再開発を推進する北3東11周辺地区市街地再開発組合と、参加組合員である大和ハウス工業(大阪市北区)、コスモスイニシア(東京都港区)、一般組合員であるアインファーマシーズ(札幌市白石区)、特定業務代行者であるセントラルリーシングシステム(札幌市中央区)が、A街区とB街区の名称を決定した。
A街区を「EAST」、B街区を「WEST」とし、EASTには地上25階建て、総戸数204戸の分譲マンション「プレミストタワーズ札幌苗穂アクアゲート」を建設。WESTには同じく地上27階、総戸数203戸の「プレミストタワーズ札幌苗穂ブライトゲート」と、地上13階、総戸数77戸のシニア向け分譲マンション「イニシアグラン札幌苗穂」を建設。さらに「アクアゲート」1階に3店舗、「ブライトゲート」1階に4店舗、3階には医療施設が入居する予定。
街区名称は、札幌の都心の新たな可能性が「拓かれる」場所であることや、あらゆる人々が集まる「開かれた」場所であることを表現した。語尾の「ス」は複数形を表しており、多様な要素で構成される二つの地区を象徴している。
再開発組合は「完成に向け、店舗や医療施設の誘致を進めるとともに、同事業の計画方針である『安全快適で歩いて楽しいバリアフリーなまちづくり』を目指していく」としている。