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三井不動産のシェアオフィス「ワークスタイリング」最高レベルのセキュリティ認証を取得

2021.11.15 11:00

 三井不動産(東京都中央区)は10日、同社が展開する法人向けシェアオフィス「ワークスタイリング」が、「共同利用型オフィス等セキュリティ認証プログラム」の最高レベルである「トリプルスター」認証を取得したと発表した。多拠点型シェアオフィス事業が最高レベルを取得するのは初。
 「共同利用型オフィス等セキュリティ認証プログラム」は、オフィスなどのセキュリティレベルを評価するもの。日本テレワーク協会(東京都千代田区)とセキュアIoTプラットフォーム協議会(東京都港区)が共同で組織した認証機関が運営している。「ワークスタイリング」が取得したのは「共同利用型オフィス等セキュリティ認証(適合レベル:トリプルスター)」で、認証取得日は2021年10月28日。対象施設は、「ワークスタイリング SHARE」、「FLEX」、「SOLO」の全国計105拠点。
 昨今テレワークを推進する企業が急増し、これまで以上に通信環境やセキュリティ対策が整備されたテレワーク環境のニーズが高まっている。「ワークスタイリング」では、会員企業・利用者がより安心・快適に施設を利用できるよう常に最新のセキュリティ対策を実施。電話ブースの設置、隣席の声が遮断されるサウンドマスキングなどによるプライバシーへの配慮のほか、Wi-Fiの暗号化や不正アクセスを制限するファイアウォールの設置などを行ってきた。さらに、前述のハード面に加えコンシェルジュによる有人管理などのソフト面においても様々な取り組みを行っており、こうした取り組みが高く評価され認証取得に至った。
 三井不動産はこれからも「ワークスタイリング」を通じて安心・快適な執務環境を提供するとともに、多様な働き方、より生産性が高まる働き方を提案することで会員企業や利用者のニーズに応えていくとしている。




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