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「鹿児島中央駅西口複合ビル(仮称)」着工
2021.11.22 11:23
九州旅客鉄道(福岡市博多区、JR九州)は、「鹿児島中央」駅西口の開発用地で複合ビルの工事に着手し、今月18日に安全祈願祭を執り行った。開業は2023年春を予定している。
「鹿児島中央」駅西口エリアの1.期開発として実施されるもので、着工した建物は敷地面積6400㎡、延床面積3万1600㎡、鉄骨造11階のオフィス・商業施設・駐車場用途の複合ビルとなる予定。1~3階を商業施設、4~10階をオフィス、11階部分を設備スペースとする。
JR九州は2004年の九州新幹線部分開業を契機に「鹿児島中央」駅周辺で複合商業施設「アミュプラザ鹿児島」などを開発。「住みたい、働きたい、訪れたい、まちづくり」を進めてきた。この「まちづくり」をさらに広げるため、駅西口の約9500㎡の社用地で、オフィスをはじめとした複合ビル開発や住居等開発計画を進めている。