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北九州の再開発促進策「コクラリビテーション」第一弾「(仮称)ミクニ魚町ビル」開発決定
2021.12.27 11:53
不動産業のミクニ(北九州市小倉北区)は、北九州市のSDGs未来都市実現に向けた新しいまちづくりの取組みである「コクラリビテーション」のリーディングプロジェクトとなる次世代スマートビル「(仮称)ミクニ魚町ビル」を建設する。着工は2022年10月を予定している。
同ビルは敷地面積1255㎡、延床面積9854㎡、13階建てのオフィスビル。貸室は1フロアあたり619㎡を用意。天井高2・8m、1フロア最大5テナントに分割可能な無柱空間で、ニーズに応じた貸し方ができるよう設備の系統などを予め分割している。また、100mmのOAフロア、グリッドパネル方式システム天井、Low-Eペアガラスを採用。共用部としてリフレッシュコーナー、屋上庭園を備える。 不動産業のミクニ(北九州市小倉北区)は、北九州市のSDGs未来都市実現に向けた新しいまちづくりの取組みである「コクラリビテーション」のリーディングプロジェクトとなる次世代スマートビル「(仮称)ミクニ魚町ビル」を建設する。着工は2022年10月を予定している。
同ビルは敷地面積1255㎡、延床面積9854㎡、13階建てのオフィスビル。貸室は1フロアあたり619㎡を用意。天井高2・8m、1フロア最大5テナントに分割可能な無柱空間で、ニーズに応じた貸し方ができるよう設備の系統などを予め分割している。また、100mmのOAフロア、グリッドパネル方式システム天井、Low-Eペアガラスを採用。共用部としてリフレッシュコーナー、屋上庭園を備える。
BCP対策は、災害時24時間滞在が可能な計画。浸水対策として最大5mの緊急排水層を設けるほか、非常用発電による24時間の電力供給、13階に防災備蓄倉庫を設置するなど、インフラ遮断後1日間は建物機能を継続できる。さらに、帰宅困難者70人の受入を可能とする。
感染症対策としては、建築基準法で定める換気風量の1・5倍の能力を備えるほか、24時間入退室可能な管理システム、非接触AI体温検知システムを導入する。
持続可能性にも配慮し、建物すべてにおいて100%再生可能エネルギーを導入。エネルギーの地産地消も推進する。
「コクラリビテーション」とは、ビルの建替えなど民間開発の誘導と企業誘致の促進を重点的に図るため、補助事業の新設・拡充や、容積率・駐車場設置要件などの各種規制の緩和を行う北九州市の新たな取組み。この取組みを推進することで、安全安心で魅力ある市街地環境の形成、若者に好まれるIT企業の誘致、省エネだけでなく快適性や企業価値の向上に寄与する「グリーンスマートビル」の普及など、SDGs未来都市の実現につながるまちづくりを目指すとしている。
BCP対策は、災害時24時間滞在が可能な計画。浸水対策として最大5mの緊急排水層を設けるほか、非常用発電による24時間の電力供給、13階に防災備蓄倉庫を設置するなど、インフラ遮断後1日間は建物機能を継続できる。さらに、帰宅困難者70人の受入を可能とする。
感染症対策としては、建築基準法で定める換気風量の1・5倍の能力を備えるほか、24時間入退室可能な管理システム、非接触AI体温検知システムを導入する。
持続可能性にも配慮し、建物すべてにおいて100%再生可能エネルギーを導入。エネルギーの地産地消も推進する。
「コクラリビテーション」とは、ビルの建替えなど民間開発の誘導と企業誘致の促進を重点的に図るため、補助事業の新設・拡充や、容積率・駐車場設置要件などの各種規制の緩和を行う北九州市の新たな取組み。この取組みを推進することで、安全安心で魅力ある市街地環境の形成、若者に好まれるIT企業の誘致、省エネだけでなく快適性や企業価値の向上に寄与する「グリーンスマートビル」の普及など、SDGs未来都市の実現につながるまちづくりを目指すとしている。