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森トラストが新たなオフィスビジョンを策定 共用部も入居者がデザイン可能に

2021.12.27 11:49

 森トラスト(東京都港区)は、ワークプレイスにおけるニューノーマルを見据えたオフィス提案を推進すべく、新オフィスビジョン「DESTINATION OFFICE」を始動する。「ワーカーが集まる目的地」の実現を目指して顧客企業のオフィスづくりを支援し、エンゲージメントの向上や良質なコミュニケーションの拡大に貢献する。
 新ビジョンではワーカーを惹きつけるオフィスの要素を「ENERGY」、「SYNERGY」、「COZY」の3つにカテゴライズ。「ENERGY」は互いの熱量を高め、伝播し、増幅させて組織を進化させる場所。「SYNERGY」はコミュニケーションや文化の発信を通して共感や一体感を育み、共創を推進する場所。「COZY」は居心地の良さと適度な刺激で心身が満たされ、自分らしくいられる場所。これらの要素を兼ね備えたオフィスを企業のニーズに合わせて提案し、「目的地となるオフィス」を実現する。
 新たな取り組みとして、顧客企業が自由にデザイン可能な範囲を専有部だけでなく共用部にも広げる。音や香りの導入も可能とするなど、理想とするオフィスをより実現しやすくする。




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