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阪神電鉄と尼崎市がまちづくり協定を締結

2021.12.27 11:34

 尼崎市と阪神電気鉄道(大阪市福島区)は、持続可能なまちづくりや地域の活性化など、尼崎市内南部の阪神沿線における都市再生を目指した取組み推進に関する協定を今月22日付けで締結した。
 尼崎市の南部地域は高度経済成長期には阪神工業地帯の中心として、また阪神間を代表する商業集積地として発展していたが、近年では人口減少が進行するなど地域活力の向上が課題となっている。
 阪神電気鉄道では、2009年の阪神なんば線延伸により「阪神尼崎」駅の交通結節点としての重要性が高まったことなどから、南部地域を沿線価値創造の重点エリアと位置付け、拠点機能の強化に向けた取組みを進めている。一方の尼崎市では、2019年の尼崎城の再建を契機として、南部地域を中心とした観光地域づくりを推進している。
 今回の協定では、「駅を中心に多様なライフスタイルに応じた暮らしやすいまちを目指し、都市機能集積及び交通結節機能の維持強化」に関して、「阪神尼崎」駅~「大物」駅周辺の公園施設の再整備や駅前広場・高架下空間などの有効活用や都市再生整備計画の策定を契機とした同エリアの官民連携での長期的なまちづくり構想の検討・策定などに取り組む。




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