週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
日本一の超高層ビル「トウキョウトーチ」高層部に賃貸レジ
2022.01.17 11:31
三菱地所(東京都千代田区)が主体となって開発を進めている超高層ビル「Torch Tower」の高層部に、賃貸レジデンスが導入される。大手町・丸の内・有楽町エリアでは、初めての賃貸レジデンスとなる。
同ビルは、「東京」駅日本橋口前の大規模再開発「TOKYOTORCH(トウキョウトーチ)」街区内に2027年度竣工予定の超高層ビル。高さ390mで、日本一の高いビルとなる予定。
導入されるレジデンスは、同ビルの地上高さ約300mのフロアに約50戸を予定している。居室の広さは70~400㎡ほどになる予定で、「東京」駅と「大手町」駅直結という高い利便性、日本最高層クラスの地上約300mからの圧倒的な眺望、高層部に導入するスーパーラグジュアリーホテルとのサービス連携、敷地内に広がる約2・0haの屋外空間や複合機能集積などにより、「『TOKYO TORCH』でしか味わえないエクスクルーシブな超都心住機能」を提供するとしている。
三菱地所では同レジデンスの導入により、コロナ禍によって加速した柔軟なワークスタイル・ライフスタイルをふまえ、今後ニーズがより一層増す都市生活者のワーク・ライフ・インテグレーションの推進と、これまで住機能が不足していた大手町・丸の内・有楽町エリアの価値向上を目指す構えだ。