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JR四国 「高松駅ビル」のデザイン決定

2022.01.31 11:48

 四国旅客鉄道(香川県高松市、JR四国)は、JR「高松」駅北側で計画している「高松駅ビル(仮称)」の外観デザインを決定したと発表した。開業は2023年度下期を予定している。
 デザインコンセプトは瀬戸内海の穏やかな海のゆらぎをイメージ。ガラス面は淡いブルーの色調とし、水面のきらめきを表現。アルミバーは穏やかなカーブを描き、コンコース上部のアーチ状の屋根と調和することで海の揺らぎを表現する。
 既存棟の「玉藻城(高松城の異称)」をイメージした外観デザインを陸のイメージととらえ、新設する商業棟には瀬戸内海のイメージを映し、高松の海と陸の繋がりを表現する。中央コンコースが陸と海をつなぐ新しい高松の玄関口となり、地域住民や駅利用者、更には全国、世界各地から多くの人々を迎え、送り出す。
 建物は敷地面積約5200㎡に延床面積合計1万5490㎡の商業棟1棟と駐車場棟1棟を建設する。商業棟は延床面積約1万㎡、鉄骨造地上4階。1~3階を商業施設、4階を屋外広場、後方諸室とする予定。
 駐車場棟は延床面積約5450㎡、鉄骨造地上4階地下1階。地下1階から地上1階を収容台数約385台の駐輪場、1階を荷捌き、店舗、2階から4階を収容台数約160台の駐車場とする予定。




週刊不動産経営編集部  YouTube