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JR西日本不動産が開発中の「JR金沢駅西第四NKビル」石川県初の「ウェルネスオフィス認証」

2022.01.31 11:24

　ＪＲ西日本不動産開発（大阪市北区）は、８月竣工予定の「ＪＲ金沢駅西第四ＮＫビル」が、「ＣＡＳＢＥＥ-ウェルネスオフィス認証」の最高位評価「Ｓランク」を取得したと発表した。石川県で初のＳランク取得となる。
　同ビルは敷地面積４４６２㎡、延床面積２万７５４８㎡、総貸付面積１万９７１５㎡、鉄骨造地上１０階のオフィスビル。利用者の快適性や知的生産性を高める空間を各階共用部に設けており、施設利用者は、執務室外でのパソコン作業や打ち合わせの他、リフレッシュやコミュニケーションの場として利用できる。また、貸会議室は小中規模の打ち合わせでの利用から、大人数が集う大規模なセミナー等での利用まで可能な仕様・設備を備えている。
　さらに入居者への安全・安心に配慮し、ＢＣＰ対応仕様としている。具体的には、大規模災害に備え、停電時間を最小限に抑える２回線受電方式の導入、非常用発電機による最長７２時間（貸室内１２ＶＡ／㎡）の電力提供、断水時もトイレの水として利用可能な井戸水の確保、機械室・防災センター・防災備蓄倉庫の浸水対策等を計画としている。
　同社では、こうした利用者の利便性や安全・安心に配慮した取り組みが、今回のＳランク評価へつながったとしている。