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ダイビル 国内全保有ビルにCO2フリー電力導入へ

2022.02.14 10:55

 ダイビル(大阪市北区)は、同社が国内に保有するすべてのビルにCO2フリー電力の導入を順次進める方針を固めた。すでに2021年12月には大阪エリアの4棟(「ダイビル本館」、「中之島ダイビル」、「新ダイビル」、「梅田ダイビル」)に先行導入している。今回はこれに続いて東京エリアの4棟(「日比谷ダイビル」、「秋葉原ダイビル」、「商船三井ビルディング」、「青山ライズスクエア」)に、今年4月からの導入を決定した。
 今回追加分を含めた東京4棟と導入済みの大阪4棟、計8棟への導入により、年間約4800万kWhの電力が再生可能エネルギー由来に置き換わる。CO2排出量は年間約1・8万t(一般家庭約1万世帯分)の削減が見込める。これは全ビルへの導入計画に対し73%の進捗率となる。
 なお、同社が導入するCO2フリー電力はRE100対応の非化石証書付電力(トラッキング付)であり、導入が完了したビルのテナントは、そのオフィスや店舗等で使用する電力のCO2排出量がゼロになるため、環境面で企業評価の向上にもつながる。




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