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デニム端材や廃パレットを活用したサステナブルなシェアオフィス「BIZcomfort 千葉西口」オープン

2022.02.28 10:56

 WOOC(東京都品川区)は、シェアオフィス「BIZcomfort(ビズコンフォート)千葉西口」を3月22日にオープンさせる。
 同シェアオフィスはJR「千葉」駅西口から徒歩1分。職住近接型シェアオフィスとして24時間いつでも好きな時間に使えるため、フリーランスの仕事場やテレワークの場、副業や週末起業、自習など、ライフスタイルに合わせて自由に使える。「千葉」駅再開発を見据えた新たな挑戦として、千葉県産の「山武杉」やリサイクル素材を取り入れ、今後100年に向けて人にも環境にも優しい「サステナブルなシェアオフィス」を目指すとしている。
 ブースは食事やWEB会議のできるカフェブース、静かなサイレントブース、オフィスチェアやモニター付きのワークブースなど、用途に合わせてブースを選べる。契約者専用の半個室席や完全個室のレンタルオフィスもあるため、同施設からの起業やスタートアップ、サテライトオフィス設置にも利用できる。
 「サステナブル」への取り組みも行う。家具にはデニムのアップサイクル素材を使用した「urgent undo(アージェントアンドゥ)」の家具を導入。製造時の端材を綿に戻し、紙漉きの技術で硬化された「環境負荷を閉じ込め100年愛せるものに生まれ変わらせる」新素材だ。
 コワーキングスペース内のデスクや間仕切り壁には、千葉県「山武市」で250年以上も前から育てられている「山武杉」を使用したものを導入。また、千葉県内の工場等で使用されていた木製パレットを再利用したベンチも設置。千葉県の生産者とともにシェアオフィスを造り上げる構えだ。




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