週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
小田急不動産 投資家向け賃貸レジ第一弾「PROFICA品川南大井」竣工
2022.03.14 14:55
小田急不動産(東京都渋谷区)が開発を進めてきた投資家向け一棟賃貸レジデンス「PROFICA品川南大井」が、先月28日に竣工した。
同物件は、小田急不動産の投資家向け一棟賃貸レジデンス「PROFICA」シリーズの第1号物件。京浜急行本線「大森海岸」駅徒歩6分、JR京浜東北線「大森」駅徒歩10分と、徒歩圏内で2駅が利用でき、都心へのアクセスに優れた利便性の高い立地に所在している。
建物は敷地面積229㎡、延床面積1431㎡、鉄筋コンクリート造、地上15階。総戸数は49戸で、約20㎡の1K43戸と約40㎡の1LDK6戸という間取り構成。
外観は、江戸時代に東海道の宿場町として賑わったエリアに立つことから、現代の都市をイメージさせるスクエアなフォルムに、縦格子や木調素材等、江戸の趣を盛り込んだデザイン要素を配し、新しさの中に情緒を感じられる意匠とした。さらに、専有部には浴室乾燥換気扇や無料インターネット等、日々の生活利便性を高める設備を備えている。
同シリーズの名称である「PROFICA」は、「PROFIT=収益」と「FICA=スウェーデン語で休憩、コーヒーブレイクなど」を掛け合わせた造語。投資家は有益な資産(PROFIT)を所有する安心感(FICA)を得られ、居住者は生活利便性の高い物件に居住価値(PROFIT)を感じ一息つける空間(FICA)として過ごすことができる、という双方にとっての価値を表現する名称とした。
同社ではさらなる事業エリアと顧客ターゲットの拡大を目指し、全国の主要都市を対象に投資用不動産の開発事業に積極的に取り組む。今後「PROFICA」シリーズは年間2~3棟を目標に、アクセスや生活利便性を重視した資産性の高い賃貸レジデンスとして開発を推進していくとしている。