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LIFULLとBeGoodJapanが連携 シェアハウスの空室をトランクルームに
2022.03.14 14:41
LIFULL SPACE(東京都千代田区)はシェアハウス内の遊休スペースを活用する事業を始める。
同社はBeGoodJapan(東京都新宿区)と協定を結び、BeGoodJapanが管理するシェアハウス18棟を対象に、シェアハウス内の遊休スペースを活用し、「シェアリングエコノミーの活性化」、「コロナ禍における空室リスクの低減」に関する連携を先月に開始した。連携によって、LIFULL SPACEが運営するサービス「収納シェア」の収納スペースに、BeGoodJapanが管理・運営するシェアハウスの空室などの遊休スペースが加わる。
シェアハウスの空室が、従来の住居スペースとしての価値に加え、近隣住民の収納スペースとしての価値を提供することができるようになる。加えて、昨今のコロナ禍などによる、空室リスクを低減することも可能となる。
今回の連携はシェアハウスにとどまらず、オフィスビルや店舗、賃貸住宅の空室にも発展できるものとLIFULL SPACEは考えており、SDGsにおける「住み続けられる街づくりを」を推進することを目指す。