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千代田区内幸町一丁目の再開発が始動 帝国ホテル東京・NTT日比谷ビルなど建替えへ

2022.03.28 11:19

 東京都千代田区内幸町で進む再開発事業の概要が発表された。
 事業構想に「TOKYO CROSS PARK構想」を掲げ、構想に基づくテーマとして「人が主役の街づくり」、「街づくり×デジタル」など5項目が策定された。
 用地は日比谷公園に面し、現在は「帝国ホテル東京」や「NTT日比谷ビル」などが立つ約6・5haの街区で、北、中、南の3地区で構成される。
 「帝国ホテル東京」が立つ北地区は地上29階の「帝国ホテル東京新本館」と、地上46階の「ノースタワー」を建設。「ノースタワー」にはオフィスや商業施設、サービスアパートメントなどが入る。中地区に建設される「セントラルタワー」は地上46階。オフィスやホテル、ホールなど。南地区の「サウスタワー」は地上43階で、オフィスや商業施設、ホテルが入る予定。
 今年度中に着工し、全体竣工は2037年度以降。開発事業者はNTTアーバンソリューションズ(東京都千代田区)、中央日本土地建物(東京都千代田区)、三井不動産(東京都中央区)など10社で構成されている。




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