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東京建物の都市型コンパクト商業施設シリーズが九州初進出「FUNDES天神西通り」竣工
2022.04.04 11:22
東京建物(東京都中央区)が福岡市中央区天神で開発を進めてきた都市型コンパクト商業施設「FUNDES(ファンデス)天神西通り」が先月31日に竣工した。FUNDESシリーズは、今回が九州初進出となる。
同施設は、敷地面積219㎡、延床面積1150㎡、鉄骨造地上8階の商業施設。立地は九州最大の商業集積地である福岡天神に位置し、西鉄天神大牟田線「西鉄福岡(天神)」駅から徒歩4分というアクセスに優れた立地に所在する。同物件が面する天神西通りは平日・休日を問わず、近隣オフィスワーカーや買物客をはじめ幅広い年齢層の来客が見込まれる商業集積エリアで、福岡天神エリアにおけるプライムストリートとなっている。
1階にはスキンケア専門店が7月オープン予定。また、美容系クリニック等の出店も決定しているほか、緑化した上層階テラスでは居心地の良い空間を演出する。
シリーズ名称の「FUNDES(ファンデス)」は、街の愛好家、支持者「FAN(ファン)」になれる、楽しさ「FUN(ファン)」に溢れる施設を目指すという二つの「ファン」という意味が込められている。また、「FUND」は、ドイツ語読みで「フント」=発見という意味もある。日本語読みでは「ファンです」となり、利用者に新しい楽しさを発見してほしいという願いが込められている。
東京建物では今後も首都圏や地方中核都市で、都市型コンパクト商業施設の開発を積極的に推進する構え。