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「福岡舞鶴スクエア」竣工

2022.04.11 10:55

 九州電力(福岡市中央区)と電気ビル(福岡市中央区)、九州メンテナンス(福岡市中央区)、九電不動産(福岡市中央区)は、福岡市中央区舞鶴にて開発を進めていたオフィスビル「福岡舞鶴スクエア」が竣工した。
 立地は、福岡市営地下鉄空港線「赤坂」駅徒歩3分。天神からもアクセスしやすい場所に位置する。延床面積は2万4055㎡、地上9階建て(オフィス棟)。
 2階~9階は、基準階1836・86㎡、天井高2・9mのオフィスフロア。建物仕様として制震ダンパー・非常用発電機の設置などによるBCPへの対応、感染症拡大防止に資する機能を備えることにより、快適で安心なオフィス環境を実現した。さらに、ビル全館の使用電力を再生可能エネルギー由来とするほか、EV充電器の設置など、環境に配慮した設備・運用を採用している。
 また、都市の賑わい創出のため、1階には同ビルの利用者や地域住民にとって利便性の高い店舗・クリニックを配置するとともに、ゆとりある歩行者空間を整備した。
 同プロジェクトは、開発型SPCを活用したオフィスビル開発であり、九電グループは、SPC「合同会社舞鶴オフィスプロジェクト」に出資するとともに、ビル運営の実績を生かし、建物運営・管理を担う。




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