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宇都宮駅東地区整備事業の複合ビル 名称は「ウツノミヤテラス」に
2022.04.25 14:35
住友商事(東京都千代田区)は、宇都宮市などと連携して推進している「宇都宮駅東口地区整備事業」において開発中の複合施設の施設名称を「Utsunomiya Terrace(ウツノミヤテラス)」に決定したと発表した。開業は8月を予定している。
施設名称には、宇都宮市とともに進める同事業の中核を担い、まちの顔として地域や周辺住民に長く愛される施設に育って欲しいとの願いが込められている。また、同施設の開発を通じて表現したいまちづくりの姿が「楽しく、快適で、何度でも来たくなる居心地の良い」空間の創出を目指す「Terraceの思想」と相通ずることから、名称に「Terrace」というワードを採用した。
名称決定に合わせ、シンボルマークも制定した。「宇都宮市宮みらい」に所在することから「宮」の文字をモチーフに定め、大きな円に内包された2つの円それぞれが繋がって動きを感じさせるデザインとした。「人が行き交う中心地」をイメージし、小円と中円が繋がって大きな円を成す様は、「まちのシンボルとして人が集う賑わい」や「行き交う人々が創り出す活気」を表現。カラーは明るさや快活さを象徴するオレンジを採用した。交通の結節点として誕生し、地域の中心となってまち全体を盛り上げていきたいという想いを込めた。
「ウツノミヤテラス」は土地面積約7700㎡、延床面積約3万7400㎡、鉄骨造14階建ての複合施設。JR「宇都宮」駅東口から至近の場所に立地し、市では「うつのみやの未来を拓く新たな魅力の創造・交流と賑わいの拠点」に位置付ける。1~6階は商業施設とし、1~4階には店舗、5階にウェディング・レストランとオフィス、6階はオフィスフロアとなる。5~14階は客室数288室の「カンデオホテルズ宇都宮」が入る。
開発エリアでは、交通結節点に相応しい北関東最大級の収容人数を誇る交流拠点施設、交流広場、高度専門医療の拠点となる病院なども官民連携で開発している。住友商事では、「地域メイド型複合開発」、「Terraceの思想」と、宇都宮市が掲げる地区整備コンセプトを掛け合わせ、北関東を代表する宇都宮のシンボルに相応しい都市開発に取り組むとしている。