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野村不動産とCCCが業務提携 プラウドマンション1階にワークスペース
2022.05.09 11:11
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(東京都渋谷区、CCC)と野村不動産(東京都新宿区)は、ワークスペース領域において顧客や社会に対しての新たな価値創造や顧客接点増加を目的とした基本合意書を締結し、先月28日に第1号拠点「SHARE LOUNGE 亀戸 with H1T」をオープンさせた。
今回の基本合意締結により、CCCの持つプラットフォーム、顧客データベース、ライフスタイルコンテンツと、野村不動産の持つオフィス開発のノウハウを掛け合わせ、共に同施設を開業することで、ワークスペース領域において顧客や社会に対しての新たな価値創造や利用拠点の拡大を目指す。
「SHARE LOUNGE」初の単独店舗となる同施設は、東京都江東区亀戸に竣工した分譲マンション「プラウドタワー亀戸クロスゲートタワー」の1階に立地する。「発想が生まれ、シェアする場所」をコンセプトに展開してきた「SHARE LOUNGE」のカフェ・オフィスサービスに、「安心・快適に集中できる空間」を目指し、これまで「H1T」が展開してきたオフィス設計・サービスを組み合わせた。こだわりの家具で彩ったラウンジのような居心地の良い空間に、フリードリンク&ナッツや高速Wi-Fiなどの充実したアメニティ、一人で集中して作業ができる個別ブース、TSUTAYAが提案する閲覧用の書籍を用意している。座席数は70席を備え、リラックスしながら作業が捗る、居心地の良い快適な設備・環境を用意している。カフェとしても、ワークスペースとしても、利用者が自由に使い方を選ぶことができる空間としている。
アプリで簡単に予約・決済、QRコードをかざすだけのスマートチェックイン・チェックアウトも可能で、ストレスフリーに利便性高く利用できる。また、「H1T」会員のみが利用できる優先席を数席設ける予定にしており、より便利に自由な働き方ができる拠点を提供する。
今後は両社のノウハウを掛け合わせたシステム連携を推進し、顧客価値・利便性を高めることで、相互事業の発展と新しい時代における顧客価値を創造する拠点の展開をともに図っていくとしている。