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「大阪マルビル」建替えへ 万博時にはバスターミナルに 竣工は30年春

2022.05.16 11:37

 大和ハウス工業(大阪市北区)と大阪マルビル(大阪市北区)はホテルや飲食店などで構成される複合ビル「大阪マルビル」の建替え計画を決定した。加えて解体工事後の敷地を活用して、25年に開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開催期間中はバスターミナルとして敷地を貸しだし、バスの発着場、待機場として活用する。
 「大阪マルビル」は大阪の超高層ビルの先駆けとして1976年に竣工。円筒形のユニークな形状からランドマーク的な存在として長く親しまれてきた。しかし50年近くを経過し、建物・設備の老朽化や周辺施設との競争力の低下が課題となっていた。そこで両社は当該施設の建替えを決定し、より質の高い商品・サービスを提供でき、大阪の新たなランドマークとなりうる施設として刷新することとした。現在の「大阪マルビル」は地上30階地下4階、延床面積は4万1069・4㎡、敷地面積3244・62㎡。建替え後は更に高層化し、多様な機能をつける。




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