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旭化成レジデンス 商・住一体複合再開発が完成
2022.06.13 10:48
北鈴蘭台駅前再開発(神戸市中央区)が旭化成不動産レジデンス(東京都千代田区)を特定事業参加者として進めていた「アトラス神戸北鈴蘭台」の建物工事が完了した。
同事業は、敷地面積4011㎡、延床面積1万4307㎡、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造、地上10階地下1階。店舗と105戸の住宅、駐車場からなる建物を建設するもの。1972年に建設された神戸市住宅供給公社の住宅と、コープ北鈴蘭台店の複合再開発事業となる。
隣接する市営住宅の建替え事業や神戸電鉄による駅前広場の整備と合わせ、駅にアクセスする歩行者動線の急勾配を解消するための段差解消エレベーターを設置。旧道を拡幅するとともに歩道状空地を確保、歩行者専用通路の整備など、バリアフリー化の実現と歩行者の安全な通行を確保している。