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働き方改革に対応、新提案の次世代型スモールオフィス「WOWK(ワウク)芝公園」完成

2022.06.20 11:59

 加和太建設(静岡県三島市)は、スモールオフィスブランド「WOWK(ワウク)」を立ち上げた。15日から、第1弾となる「WOWK 芝公園」全7フロアのオフィス入居者募集を開始し、7月1日に開業する。
 「WOWK」はコロナ禍で変わりゆくワークスタイルや働き方改革への新しい提案として、集中力を高め仕事の生産性向上を考えた次世代型スモールオフィス。「WOWK 芝公園」は敷地面積77㎡、延床面積342㎡、鉄骨造地上8階。1フロア1テナントとし、約10坪のフロアにワークスペースと完全個室型「WOWKブース」をレイアウト。3~8名程度のチームでのコラボレーションや協働に好適な設計とした。
 「WOWKブース」は冷暖房や電源完備、窓もあり閉塞感なく快適に業務が可能。従来型オフィスの課題であったオフィスノイズを解消するとともに、個人の集中力を向上させ、クリエイティブで深く考える時間を創造。ソロワークの集中力が高められる快適な環境を提案する。
 1階ラウンジと屋上には、気分転換や交流を促す共用スペースを配置。トイレは1階と3階に集約し、各フロアはワークスペースに特化する無駄のない設計とした。
 同社は同ブランドをオフィス利用者と狭小地オーナーへの新しい選択肢として位置づける。両者のニーズをマッチングする新しい不動産サービスとして、今後も積極的に展開していく計画。




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