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岡山「杜の街グレース」商業施設がグランドオープン
2022.08.01 11:23
両備ホールディングス(岡山市北区)は、開発中の大規模複合型施設「杜の街グレース」の商業・ヘルスケア施設棟「杜の街プラザ」と、「杜の街グレース オフィススクエア」1階、および「杜の街グレース店舗棟」の1~2階が9月23日にオープンすると発表した。
「杜の街グレース」の開発地は「岡山」駅から徒歩12分。イトーヨーカドーを中心とした複合施設「ジョイフルタウン岡山」跡地の3・8haの再開発で、マンションやオフィス、商業施設などを整備するもの。「URBAN OASIS&WONDERFUL SETOUCHI」をコンセプトに掲げ、活気あふれる空間を施設全体に創出。岡山における新たな拠点として魅力的なまちづくりに貢献することを目指して開発が進められ、2021年7月から段階的に開業してきた。
第一期プロジェクトはオフィス棟「オフィススクエア」、店舗棟「杜の街グレース店舗棟」、レジデンス棟「岡山ザ・タワー」、商業・ヘルスケア施設棟「杜の街プラザ」の開業を予定しており、オフィス棟は2021年7月に開所、レジデンス棟は2021年11月に竣工し今回は商業エリアの開業となる。
商業エリアのメインとなる「杜の街プラザ」は6階建て。今回オープンするエリアは、その1階、2階、5階と「オフィススクエア」1階、及び「店舗棟」の1、2階。合わせて19店舗がオープンし、その後も店舗が順次オープンしていく予定。また、2023年春には「杜の街プラザ」の3~4階のスパ&フィットネスエリアのオープンも予定している。
商業エリアの中心となる「杜の街プラザ」の最大の魅力は、瀬戸内の恵み、岡山の魅力を結集した約2800㎡の大型フードホール。ピザ、ハンバーガー、カフェ、バー等が軒を連ねるバラエティ豊かな店舗が出店。
また、「オフィススクエア」1階には、中国・四国地方初出店のグローサリー&ベーカリーやバッグ&アパレルショップが順次オープンする。