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JR「金町」駅前で40階建て複合開発 東金町一丁目西地区第一種市街地再開発事業始動
2022.08.29 11:20
三菱地所(東京都千代田区)、三菱地所レジデンス(東京都千代田区)、三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)は、東京都葛飾区で権利者と推進している「東金町一丁目西地区第一種市街地再開発事業」の権利変換計画が東京都知事の認可を受け、プロジェクトを開始すると発表した。
開発地は、JR「金町」駅北口の西側に位置する約3haのエリア。開発は2工期に分けられ、第I期には地上5階地下1階の店舗と自動車教習所、第2.期には地上4階地下1階の商業棟と、地上40階地下1階の住宅棟を建設。全てを合わせた敷地面積は2万4755㎡、延床面積は15万9330㎡に達する。
子育て世代からシニア世代まで、多世代の居住者が交流できる居住環境と、日常の利便性や生活を向上させる生活サービス機能からなる複合建築物を整備。周辺道路や地区との連続性を補完し、地域の回遊性を促進するため、広場や歩道状空地も整備する。
第1.期工事は今年10月に着工し、2025年に竣工予定。商業施設の一部と自動車教習所を建設し、先行して営業を開始する。その後、既存建物の解体工事を行い、2026年度に第2.期工事を開始。住宅棟と商業棟、施設駐車場などを建設し、全体の竣工は2030年度になる。
プロジェクトのコンセプトは「~ひと もの つなぐ まちづくり~」とし、「ここに住む人が快適に過ごせる駅前立地を活かし、駅周辺や後背地の人々も集い集める」まちづくりを目指す。
周辺環境、地域の課題、地域の声等を踏まえ、「居住環境の向上、利便性を活かしたまちづくり」及び「金町駅北口の魅力向上」の2つを「目指すまちづくりの方向性」とし、同プロジェクトにおける再開発事業で整備される施設が「金町」駅北口の核となって地域の防災性や安全性を高めるとともに、駅周辺や後背地の住民も集い、楽しめる様々な拠点を整備するとしている。