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Sacco運営のウェブメディア「coki」企業のSDGs・ESGの取り組み紹介 掲載した会員企業はこれまでに200社超

2022.09.12 11:11

 近年、社会への貢献や環境配慮といった企業の取り組みを指すキーワードとして、SDGsやESGを目にする機会が増えている。利益を追求することのみに固執せず、様々な社会問題や気候変動に対して企業として何ができるかを考え、実際の行動に移すという流れは多くの従業員を抱える大企業を中心に広がり、現在では中小企業でも社会や地域等に対する取り組みとしてSDGsやESGを目標に掲げる例は珍しくない。
 ウェブコンテンツ事業など手掛けるSacco(東京都渋谷区)は、SDGsやESGに取り組む企業を紹介するウェブメディア「coki(コウキ)」の運営を昨年4月に開始。これまでに「coki」で紹介された会員企業は200社を超える。同社の加藤俊社長は「『coki』という名称は、公共のためになる存在を意味する『社会の公器』に由来します。持続可能な社会づくりに寄与することを目標に掲げ、取り組む企業は数多く存在します。しかし、そのような企業の中にはSDGsやESGに関する自社の取り組みを対外的に情報発信する体制が構築されていないケースが散見されます。『coki』は、その企業の従業員や、顧客、取引先といった様々なステークホルダーからお話しを伺い、企業の公器性の可視化を実現します」と述べる。
 「coki」では、企業に関わるステークホルダーを8つに細分化し、それぞれの立場からみた企業の取り組みを記者がヒアリングし、生の声として紹介。最短2週間程度でサイト上に情報を公開することが可能だという。これまで紹介した企業は製造業やIT、不動産など多種多様で、ステークホルダーへのインタビュー記事の数により、月額掲載料金にバリエーションをもたせている。加藤社長は「企業のブランディング戦略や人材採用への活用など、様々な場面で『coki』をご活用頂いています。企業に関わるすべてのステークホルダーと社会や地域に貢献する『三方よし』の経営を目指す企業を、今後もご紹介していきたいと考えています」と述べている。




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