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高島屋京都店が増床へ 百貨店と専門店のSCとして来秋オープン
2022.10.17 10:56
高島屋(大阪市中央区)と連結子会社の東神開発(東京都世田谷区)は、高島屋京都店の隣接地で増床工事中の区画を専門店ゾーンとしてオープンし、百貨店と専門店からなる商業施設「京都高島屋S.C.」を2023年秋に開業する。
四条河原町は、地域内外から観光、ビジネス、ショッピングといった多様な目的で人々が訪れる地域。
高島屋京都店は1950年に開業して以後、時代に合わせて増築や改装を繰り返してきた。今回、地域社会や来店客のニーズにより幅広く対応していけるよう、高島屋京都店の増床区画に新しい機能やサービスを有する専門店ゾーンを導入する。
開業後は、百貨店と専門店ゾーンが全フロアで接続する一つの建物となる。専門店ゾーンの新設により、営業面積は計約6万5000㎡となる。
新設される専門店ゾーンには、「京都蔦屋書店」がオープンする。美術・文化振興の実績と優良な顧客基盤を強みとする高島屋と、商業施設の運営ノウハウを有する東神開発が、カルチュア・コンビニエンス・クラブとともに運営。専門店ゾーンのテナントリーシング及び管理・運営は東神開発が担う。