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小田急電 海老名に複合施設を開発 「ViNA GARDENS PERCH」グランドオープン

2022.11.07 10:47

 小田急電鉄(東京都新宿区)は先月28日、複合施設「ViNA GARDENS PERCH」をグランドオープンした。
 「海老名」駅西口エリアでは2015年から再開発事業がスタート。タワーマンションやオフィスビル、複合施設などから構成される街区「ViNA GARDENS」の開発が進められていた。同事業において開発された「ViNA GARDENS PERCH」は延床面積2万6052㎡、地上10階建ての大規模複合施設。今年4月には上層階のクリニックモールと健診センターが、7月にはフィットネスのテナントが開業を迎えていた。
 今回開業したのは3~5階に入居する飲食・物販・サービス系のテナント21店舗。老舗グロサリーの明治屋をはじめ、大手学習塾の東京個別指導学院、野村不動産(東京都新宿区)の提供するサテライトオフィス「H1T」など様々な業態が集約されている。
 開業の挨拶でまちづくり事業本部 エリア事業創造部 課長 高岩法子氏は「施設名の『PERCH』は『止まり木』を意味する言葉です。海老名市の地域の皆様、各地からいらっしゃるお客様がこの『止まり木』のように集い、休んでいただけるような施設を目指して名前を付けております。また当施設は『ウェルネス』という新しいコンセプトを中心に展開させていただいております。当施設の運営を通し、住んでいるお客様、沿線のお客様、出店者様、施設のお客様と一緒に海老名の街づくりをしていきたいです」と話した。




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