週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

【不動産ソリューションフェア見どころ其の参】参加企業多数 出展ブースで新しい発見を

2022.11.14 10:13

 今回は全49ブース、37社が出展予定。また昨年に引き続き出展する企業も多い。大手デベロッパーの三菱地所や森ビル、東急・東急不動産・東急コミュニティーをはじめ、アース保証、アット・ファシリティラボ、イーソーコなどが名を連ねる。今回はいくつか注目のブースを紹介する。
 まずはスターツグループ。ブースでは同グループが取り組むSDGsについて案内する。BIM―FMプラットフォームのサービス、2022年3月竣工の“木造混構造免震ビル“まで幅広く紹介するという。また採光システムの開発・製造・販売を行うあかりカンパニーは、既存ビルの窓周りの課題の解決に繋がるサッシの性能を補うブラインド等を紹介。「ブラインド」という新しい視点による不動産価値向上を提案する。 
 加えて初出展企業も揃う。群馬県安中市で不動産業を営むLiv art(リヴ アート)は、売買・賃貸・賃貸管理業務を本一化した業務管理システム「Livart クラウド」を展示する。さらに消臭剤の製造・販売を行うハル・インダストリは、消臭・除菌装置の「HAL・SHOWER」、「HAL・SHOWER Lite」ならびに消臭ビーズなどを展示。喫煙所のニオイ持ち込み防止に、そしてコロナ禍のオフィスにと活躍の幅を広げる消臭製品を提案する。
 同じく初出展となるのは公益財団法人の東京都中小企業振興公社。都内の中小企業・ビルオーナー等を対象とした、高性能型消火器の追加設置の助成金を紹介する。これからの季節は、空気の乾燥から火災対策も万全としたい。助成金を活用もぜひ検討したいところ。




週刊不動産経営編集部  YouTube