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「有料老人三ツ星ガイド」2022年度版発行 関西エリアの優良102施設紹介 マンションデベロッパーが制作
2022.11.21 17:24
関西エリアでデザイナーズ賃貸マンション「プレジオ」などの不動産開発事業を手がけるベイシス(大阪市中央区)は9月22日、関西地区の高齢者住宅ガイド本「別冊 有料老人ホーム三ツ星ガイド2022年度版 大阪―兵庫 102選」を幻冬舎メディアコンサルティングより発行した。価格は税別1000円。
同社では、昨年、関西エリアの有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅(以下・ホーム)をハード・ソフト両面から調査し、良質なホームだけを選出・紹介した書籍「有料老人ホーム三ツ星ガイド2021関西版」及びそのコンパクト版の「別冊 有料老人ホーム三ツ星ガイド 大阪―兵庫 90選」を発行しており、本書はそれに続くもの。
大阪府内及び阪神間の合計1637ホームについて、介護事業者勤務経験者などが在籍する同社シニア課のスタッフが人員配置・離職率・居室面積などのハード面を評価した。また、アクティビティやスタッフの接遇マナー、看取り対応力などのソフト面は、ホーム入居相談事業者の団体である一般社団法人日本シニア住宅相談員協会(同)のメンバーが評価した。両者の評価を元に「三ツ星」「二ツ星」「一ツ星」「星なし」の4段階で評価・分類し、本書では「一ツ星」以上を獲得した102ホームについて、エリアごとに掲載している。一般的にホームのガイド本は、ホームから広告を募り制作されるが、客観的な判断基準に基づく良質なホームだけを掲載しているのが特徴だ。
全てのホームについて、運営会社・アクセス・利用料金・居室数などの基本情報とカラー写真、及び「食事の評判」「人員配置」「医療対応力」「看取り能力」「認知症対応能力」「アクティビティの充実」など20の調査項目の中から、特に優れている項目について具体的な取り組みを紹介している。
また「三ツ星」を獲得した14ホームについては、別途巻頭に特集を組み、ハード・ソフト両面での特徴から職員教育・研修体制、新型コロナウイルス感染症対策などについて細かく紹介。「エリア別」「星の数別」「ホーム名五十音順」など複数の索引を設けるなど「探しやすさ」にも留意している。巻末にはホームの重要事項説明を読む上での解説を掲載した。
同社では「ホームの入居を検討する本人や家族、ケアマネジャー、ソーシャルワーカーはもちろん、土地所有者や建設会社、建材メーカーなどホーム運営者との取引を希望する企業や、介護業界への就職を検討している人にも役立つ一冊です」とコメントする。