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JR東日本 初の駅直結型タワマン開発へ
2022.11.21 16:40
野村不動産(東京都新宿区)と東日本旅客鉄道(東京都渋谷区、JR東日本)が推進する「板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業」が、東京都知事による権利変換計画の認可を受けた。着工は12月、竣工は2027年6月を予定している。
同事業は、JR「板橋」駅に隣接する用地に、敷地面積約3860㎡、延床面積約5万1200㎡、鉄筋コンクリート造地上34階地下3階建てのビルを建設するもの。低層部にはアトレが運営する商業施設を配置し、駅利用者や周辺住民の便性向上を図る。中高層部は388戸のタワーマンションとするほか、子育て支援施設や公益施設を整備する。
住宅を含んだ駅施設直結の複合開発は、JR東日本管内の駅では初めて。