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クレド・アセット初の物流施設「CRED加須」着工
2022.12.05 11:20
クレド・アセットマネジメント(東京都港区)は、埼玉県加須市で、マルチテナント型物流施設である「CREDO加須」の起工式を行った。同施設は同社による初のマルチ型物流施設開発であり、2024年2月の竣工を予定している。
立地は、東北道「加須」ICより約8・5km、圏央道「白岡菖蒲」ICより約9・5kmと高速道路へのアクセスに優れるほか、国道122号にも至近で、埼玉県を含む首都圏および東北エリアへの配送拠点として活用することが可能。
同施設は、敷地面積約2万3399㎡、延床面積約5万0226㎡、鉄骨造地上4階建てのマルチテナント型物流施設。スワップボディ・コンテナ車両や45ftコンテナ積載車両に対応した車路・バース、および置き配対応区画の設置など、次世代トラック輸送が可能な設計で、輸配送業務の効率化を図っている。その他、物流オペレーションの自動化、省人化に向けたマテハンや、働きやすさや作業性向上のための空調の導入を想定した電気容量を確保している。
また、働きやすい環境づくりとして、1階エントランス付近にあるラウンジには、ストレッチ・リラックスエリアやシャワーブース等のアメニティを整備。さらに、3階にも十分な席数を確保したカフェテリアを設け、ウェブ会議もできる個室ワークスペース等を提供。
環境面では、屋上に太陽光発電システムを導入し、発電電力の一部を館内で使用することで、テナントの再生可能エネルギーの利用を可能にするとともに、テナントの電気料金負担の軽減を図る。また、省エネに取り組み、ZEB Ready認証の取得を予定。BCP面では72時間対応非常用発電機を備え、災害発生時等におけるテナントの事業継続をサポートする。