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三菱地所ホーム 「都市木造開発推進室」を新設
2022.12.05 11:17
三菱地所ホーム(東京都新宿区)は12月1日付で、「都市木造開発推進室」を新設した。
三菱地所ホームでは、SDGsの浸透や鋼材等の資材高騰、ウッドショックに加え円安による輸入材価格上昇の中、法改正を含む政府の様々な施策の効果もあり、国産材を用いた中大規模建築物の木造化・木質化が加速し始めていると見ている。同社は設立以来38年にわたり、木造住宅メーカーとして木造建築の技術を蓄積。また三菱地所グループでは、同社とともに木材供給を続ける三菱地所住宅加工センターのほか、2022年6月には鹿児島県湧水町でCLT(Cross Laminated Timber=直交集成材)の製造を始め、製材・製造・加工まで一貫して担う工場も稼働し、木造インフラを拡充している。これらの経験・技術・経営資源を生かし、グループシナジーを発揮しながら、三菱地所グループにおける中大規模木造建築物の普及の中核的な役割を果たし、未来の都市の木造・木質化に向けた取り組みを一層強化するべく、当社経営戦略部門に「都市木造開発推進室」を新設したという。
「都市木造開発推進室」の具体的な役割は、「中大規模木造建築物(混構造建築物含む)の企画、意匠設計、構造設計、ソリューション提案等」などの5つ。