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CRE 「ロジスクエア福岡小郡」着工 延床2.3万㎡全5棟のBTS型

2022.12.12 10:47

 シーアールイー(東京都港区)は福岡県小郡市で、物流施設「ロジスクエア福岡小郡」の開発に着工した。
 同施設は、敷地面積1万5988・80㎡、総延床面積2万3913・44㎡、地上4階建て(倉庫3層)の倉庫棟と平屋建ての危険物庫棟(4棟)で構成される物流施設。特定ユーザーのニーズに基づいたオーダーメイド型(BTS型)の賃貸用物流施設で、当該テナント企業の専用センターとして2024年2月末の竣工を予定している。
 倉庫棟の倉庫部分の基本スペックとしては、外壁には金属断熱サンドイッチパネル、床荷重は1・5t/㎡(2・5tフォークリフト対応可)、有効高さは5・5m以上、照度は平均300ルクスを確保する計画。昇降設備は荷物用エレベーター(積載荷重4・1t)2基、垂直搬送機2基を実装。将来対応としては、事務室及び庫内トイレの増設、庫内空調設備設置の際の配管ルートや室外機置場の確保等、入居テナントの将来ニーズにも一定の対応ができる仕様。
 環境対策としては、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具を計画。さらに、事務所やエントランスの天井面には九州産の国産天然木材を使った型枠材を採用し、内装仕上げ材としても兼用利用することで建物自体の炭素固定を促しCO2を削減するなど、環境や省エネルギーに配慮した施設計画とし、BELS評価、CASBEE〓建築(新築)を取得予定。また、エンバイオC・エナジー(東京都千代田区)の太陽光発電システムを導入し、電力を自家消費する計画。
 開発予定地は、九州自動車道、長崎自動車道、大分自動車道「鳥栖」JCから東へ約5km(車で約4分)の「筑後小郡」ICに隣接。約200mに甘木鉄道の「今隈」駅があり、労働力確保の観点からも優位性がある。




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