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日本国土開発 オフィスビル「新名古屋ビル」をリニューアルオープン
2023.01.02 14:45
日本国土開発(東京都港区)は、2022年6月に取得した愛知県名古屋市西区のオフィスビル「新名古屋ビル」を、2023年1月にリニューアルオープンすると発表した。
同ビルは1997年11月竣工。敷地面積883㎡、延床面積:5155㎡、鉄骨造、地上9階。JR「名古屋」駅から徒歩12分、地下鉄東山線「名古屋」駅から徒歩8分、地下鉄桜通線「国際センター」駅から徒歩9分に位置し、テナントの従業員にも通勤しやすいロケーション。過去には都市銀行が店舗として利用しており、視認性の高い立地に立つ。
同社は「新名古屋ビル」に今後入居するテナントおよびオフィスワーカーに業務の効率化につながる快適なオフィス環境を提供することを目的として、竣工以来初めてとなる大規模リニューアル工事を実施した。工事は、同社グループのコクドビルエース(東京都港区)が担当している。
日本国土開発は「中期経営計画2024」で、高付加価値が提供できる「強みのある領域」を創出し、事業ポートフォリオ改革を推進することを目標の一つに掲げる。土木事業や建築事業のほかに、不動産開発事業や太陽光発電を中心とした再生可能エネルギー事業などを手掛ける「投資開発事業」拡大を進め、2022年7月には、地域活性化や未来の働き方のテストフィールドとなるキャンプ&ワーケーション施設「IZUMI PEAK BASER」を仙台市泉区に開業するなど、新たな事業モデルの創出にも注力している。物流施設「小郡ロジスティクスセンター(仮称)」への出資などに加え、今回のリニューアルプロジェクトと同様の都市型開発プロジェクトも推進している。