週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセットマネジメント 茨城に延床11万㎡超の大規模施設を開発へ
2023.01.02 14:40
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドグループのクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセットマネジメント(東京都千代田)が、茨城県猿島郡境町に物流施設開発用地を取得した。
開発する施設は「(仮称)LF境古河」。敷地面積約5万㎡、延床面積約11万2000㎡、鉄骨造地上4階の物流施設で、2025年1月の竣工を目指す。
開発地は、圏央道「境古河」ICから約2・2kmの下小橋工業団地内。
建物は大型ランプウェイを備えたマルチテナント型で、バースには45ftコンテナ車を含む大型車両が各階へ直接接車できる。テナント区画は1フロア最大約2・4万㎡。フロア分割により施設全体で最大16テナントが入居可能。駐車場は約450台を確保し、倉庫空調の全館設置に対応する電気容量を備えるなど、テナントの様々なニーズに柔軟に対応する。また、建物内にはカフェテリア・売店などを設置し、施設内で働く従業員やドライバーにも配慮した快適な空間を提供する。
サステナビリティへの取り組みとして、「CASBEE」Aランク認証の取得、「BELS」5つ星、「ZEB Ready」認証などの取得のほか、太陽光発電事業者による屋根への太陽光発電設備の設置など、事業用不動産における持続可能性を備えた施設づくりに取り組んでいくとしている。