週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
旧広島市民球場跡地イベント広場の商業施設 名称は「シミントひろしま」に
2023.01.02 14:31
旧広島市民球場跡地の整備事業で、広島市中区の中央公園に整備する商業施設名称が「SHIMINT HIROSHIMA(シミントひろしま)」に決定。公園の供用開始とあわせ、3月31日にオープンする。
事業面積は約4・7ha。ここに1階ならびに2階建ての8棟の商業施設を建設する。建物の総延床面積は約4770㎡、最大高さは約8・8mで、物販・飲食・サービス店舗などのほか、大屋根を有するオープンスペースとする。また、イベント広場「HIROSHIMA GATE PARK PLAZA(ひろしまゲートパークプラザ)」、トイレなども整備する。
ネーミングには、広島市中心部の都市公園という特徴を捉え、豊かな自然に囲まれ、かつての市民球場のように、市民とともに育てていく施設になりたいという願いを込めた。
テナントの魅力を最大限生かし、賑わいを連続させるよう、8棟の店舗は広場を囲むよう点在型に配置。都心部では貴重な「屋外環境×滞在型」の施設として、周辺エリアの商業機能と補完し合うサービスや機能を導入し、来訪者のリピーター化に繋がる多様な賑わいを創出する施設を目指す。入居テナントについては改めて発表する予定。
今回の整備事業は、広島市初となるPark-PFIとして実施されており、認定計画提出者には、代表法人であるNTT都市開発(東京都千代田区)をはじめ、大成建設(東京都新宿区)、広島電鉄(広島市中区)、中国新聞社(広島市中区)、広島バスセンター(広島市中区)、NTTアーバンバリューサポート(東京都港区)、NTTファシリティーズ(東京都港区)、シーケィ・テック(広島市中区)、NSP設計(広島市中区)の全9社が参画している。