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マルチテナント物流施設「MCUD野田Ⅱ」竣工 省エネ化と太陽光発電により環境負荷を低減

2023.01.23 10:58

 三菱商事都市開発(東京都千代田区)が千葉県野田市にて開発計画を進めていた物流施設「MCUD野田2.」が18日に竣工した。
 立地は、首都圏の主要な地区を環状に囲むように結ぶ国道16号の近くに位置し、常磐自動車道「柏」ICと、東北自動車道「岩槻」ICの二つのICを利用することで、東京・関東エリアへのスピーディーな配送を実現する。
 また、千葉県と埼玉県を結び通勤利用者も多い東武野田線「川間」駅から徒歩圏内に立地している。
 同施設は、敷地面積約1万1899・78㎡、延床面積約2万4119・24㎡一部鉄骨造地上4階建て(倉庫3階+中2階事務所)の物流施設。ラック充填効率を最大限に活用できるスタンダードな平面プランで、最大2テナントで分割賃貸可能且つゆとりある柱スパンとトラックバースを備え、多様な業種・荷物に柔軟に対応できる。
 また、同施設は施設内設備の省エネ化と太陽光発電設備の設置により、環境負荷軽減を実現した環境配慮型物流施設。太陽光発電設備は照明や電力を賄うのに余裕のある発電量を確保しており、消費するエネルギーをネットゼロにすると同時に快適な室内環境を実現することで、ZEB認証制度に於ける最高評価「ZEB」を取得予定。




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