週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
「愛宕地区第一種市街地再開発事業」認可 愛宕山至近に43階タワマン
2023.01.30 10:17
都市再生機構(横浜市中区)が施行し、竹中工務店(大阪市中央区)及び野村不動産(東京都新宿区)が特定業務代行者として参画する「愛宕地区第一種市街地再開発事業」は、20日付で、国土交通大臣に事業計画認可を受けた。I街区着工は、2024年度、竣工は2028年度を予定している。また、2.街区着工は、2030年度、竣工は2031年度を予定している。施行区域面積は約0・6ha。
同事業では、愛宕山の歴史ある自然環境と一体となったオープンスペースを整備するとともに、居住機能を中心とした複合機能を導入し、グローバルプレイヤーが集う「生活環境を備えた国際的なビジネス・交流拠点の整備」に寄与する。
1.街区は、敷地面積約2900㎡、延べ面積約5万5000㎡、鉄骨造コンクリート造地上43階地下2階建て。
2.街区は、敷地面積約790㎡、延べ面積約950㎡、鉄骨造コンクリート造地上3階(2棟)建て。
I街区に超高層建物を配置することにより、2.街区の建物ボリュームを抑え、愛宕山への眺望の確保や愛宕山山頂空間の開放性の確保を図る。