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不動産証券化協会 設立20周年式典開催
2023.02.13 11:10
不動産証券化協会(東京都港区)は6日、千代田区内幸町の「帝国ホテル 東京」にて設立20周年記念式典を開催した。
同協会は、1990年に任意団体として発足した「不動産シンジケーション協議会」を前身とし、2002年12月に設立。不動産証券化市場の健全な発展と不動産証券化商品の社会的信用の確保、投資家保護などを目的に様々な活動を展開している。設立当初の会員数は100社余りであったが、現在は300社を超える会員企業が加盟。リーマン・ショックや東日本大震災といった困難を乗り越えながらも、Jリート・私募ファンドの資産総額は約50兆円規模にまで成長している。
設立20周年を記念して開催された式典には杉山博孝会長、岩沙弘道前会長をはじめ同協会関係者、会員企業らが多数出席。冒頭の挨拶で杉山会長は「不動産証券化事業は、いまや日本経済の成長に必要不可欠なインフラとなっています。岩沙前会長をはじめとする先人の方々や、法整備に奔走して下さった関係官庁の方々、市場を創設した日本取引所グループなどに、あらためて感謝と敬意を表します」と述べた。