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JR東日本と東急不が提携 ―船橋で開発推進へ―

2023.02.20 10:43

　東日本旅客鉄道（東京都渋谷区、ＪＲ東日本）と東急不動産ホールディングス（東京都渋谷区）は、環境共生・コミュニティ自助型の持続可能なまちづくりを通じた社会課題の解決と両社グループの成長を目指し、１４日に包括的業務提携契約を締結した。
　ＪＲ東日本グループが保有する土地資産などと、東急不動産ホールディングスが持つ不動産の開発、管理、売買などデベロッパーとしての開発価値最大化のノウハウを掛け合わせた住宅事業開発や、両社グループが連携した開発の創出およびまちづくり価値の向上に資する駅前複合開発の推進などにより、スピード感と収益性の高い事業展開を図っていく。両グループが持つノウハウ・総合力を生かし、多様な生活シーンを融合させた多機能複合型のまちづくりを推進する。
　第１号開発予定は「（仮称）船橋市場町プロジェクト」。敷地面積約４万５０００㎡に住宅、商業施設、再エネ発電施設、コミュニティ施設等を開発する計画で、完成は２０２６年以降の予定。
　再生可能エネルギー分野でも、東急動産ホールディングスの再生可能エネルギー施設の開発・運営ノウハウや、ＪＲ東日本グループが保有する土地・建物資産などを活用し、太陽光発電施設などの開発を進めていく。
　その他、環境共生・コミュニティ自助型の持続可能なまちづくりの海外展開や利便性の高いワーケーション商品等幅広い事業連携を行うとしている。