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豊洲市場に江戸の街 「千客万来施設」概要決定
2023.02.20 10:42
万葉倶楽部(神奈川県小田原市)は、東京都江東区の豊洲市場の場外エリアに創設する「千客万来施設(仮称)」の概要を発表した。
豊洲市場に隣接する「千客万来施設(仮称)」は、ゆりかもめ「市場前」駅からペデストリアンデッキで接続。地上3階地下1階、延床面積1万4690㎡の商業棟「豊洲場外江戸前市場(仮称)」と、地上9階地下1階、延床面積1万9095㎡の温浴棟「東京豊洲万葉倶楽部(仮称)」からなる。
商業棟には豊洲ならではの新鮮な食材等を活かした飲食・物販店舗を展開するとともに、御影石や淡路島の「いぶし瓦」などの伝統的な建築素材や、多摩産材などを採用した木造建築により、江戸の古い街並みを再現したオープンモールを展開する。
温浴棟は箱根・湯河原温泉から搬送した湯を入れた露天風呂や、サウナ、岩盤浴、エステ、マッサージなどを用意。1日ゆっくりと滞在できるくつろぎの空間を提供するとともに、屋上には、豊洲の景観を一望できる展望足湯庭園を2カ所設置する。
万葉倶楽部では、「『千客万来施設(仮称)』が、市場関係者だけでなく、国内外からの観光客や近隣のお客様が日々集い、楽しめ、多くの皆様から末永く愛されるよう、万葉倶楽部として、これまで培ったおもてなしの心とこれまでのノウハウ及び実績を活かしつつ、賑わいの場を創出して参ります」とし、「築地特有の貴重な財産であるにぎわいを継承・発展させるとともに、市場本体施設と連携し、豊洲ならではの活気やにぎわいを生み出すことで、豊洲市場の魅力を高めつつ、地域のまちづくりや活性化に貢献する」構え。
「千客万来施設(仮称)」の開業は2024年2月1日の予定。