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「シブヤスタートアップス」設立 東急グループなどグローバルスタートアップ育成へ

2023.02.20 10:38

 渋谷区、東急(東京都渋谷区)、東急不動産(東京都渋谷区)、GMOインターネットグループ(東京都渋谷区、GMO)は、新会社「株式会社シブヤスタートアップス」を2月下旬に設立する。渋谷に国際的なスタートアップ・コミュニティーを誕生させ、育むことを目指す。
 渋谷には現在、2000社を超えるスタートアップが拠点を構えているといわれている。日本国内最大級のスタートアップ・コミュニティーが形成されている一方、国際競争力を持ったスタートアップが生まれていないことが課題とされている。
 「シブヤスタートアップス」はこうした課題の解決に向け、官民で連携した環境整備が必要だとする渋谷区と、東急、東急不動産、GMOが合弁で設立する。新しいアイデア・技術を持つ多様なスタートアップや高度人材を渋谷に集め、世界的成功を収めるスタートアップを生むことで、国際的なスタートアップ・コミュニティーの誕生を実現する構想。
 新会社は資本金1億7000万円で、前述の4者が出資。拠点を渋谷区に置く。事業内容は、スタートアップ向けの育成プログラム事業と、コンサルタント事業、その他スタートアップ支援を目的とする事業。渋谷区は新会社の事業を監督するとともに、区が実施するスタートアップ実証実験支援事業「Innovation for New Normal from Shibuya」などとの連携によってスタートアップを支援し、区民の生活を豊かにするイノベーションの創出を目指す。東急、東急不動産、GMOは、これまで培ってきたネットワークや事業ノウハウを生かして事業をバックアップし、スタートアップを支援する。 




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