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大成建設/ほか SPC通じ東京・泉岳寺のビルを取得
2023.04.03 11:00
大成建設(東京都新宿区)と芙蓉総合リース(東京都千代田区)は、三井住友信託銀行(東京都千代田区)とともに、ロードスターインベストメンツ(東京都中央区)が設立した特別目的会社であるM3プロジェクトへの出資を通して、「(仮称)三田ビル」の信託受益権を取得したと発表した。
立地は、羽田・成田両空港に直結する都営地下鉄浅草線「泉岳寺」駅から徒歩3分の、交通利便性の高い場所に位置する。
同物件は2008年1月の竣工。敷地面積2598・56㎡、延床面積1万6055・19㎡、鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート造地上13階地下1階建て。広い共用部や充実したビル内立体駐車場が確保されており仕様のグレードも高く、また、第一京浜沿いにあり視認性が高い事からエリアの中でも競争力の高いオフィスビルといえる。
周辺は、「高輪ゲートウェイ」駅を中心とした大規模再開発が進んでおり、オフィスエリアとしてのさらなるポテンシャルアップが期待されている。大成建設では今後、さらにリーシング力が高まるようリニューアルを実施し、本物件の更なる価値向上をはかる予定としている。