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シーラテクノロジーズがナスダックに上場 日本の不動産関連企業で初

2023.04.24 11:10

 不動産クラウドファンディング、AI、太陽光、デベロッパー事業などを手掛けるシーラテクノロジーズ(東京都渋谷区)は、米国ナスダック市場へ新規上場が承認され、2023年3月31日に上場。今月18日には上場記念グローバル戦略記者会見を開催した。
 シーラテクノロジーズは2010年設立。資産運用プラットフォーム「利回りくん」を中心としたプロップテック事業、利回りくんAIの開発などを主軸に展開している。
 今回、米国ナスダック市場において、創業者による上場は日米初、また不動産企業の上場も日本初となる快挙を達成。
 登壇した代表取締役会長 グループ執行役員CEOの杉本宏之氏は「関係者の方々、多くの皆様にお支えをいただいて、この上場を達成することができました。これからはグローバル展開も視野に、世界中の不動産投資を民主化して、世界で評価される企業を目指していきたいです」と意気込んだ。
 会見の中では、主力サービスである不動産クラウドファンディング「利回りくん」の「成長の5つの柱」を発表。「楽天ID connect オプションの導入」、「『利回りくん』アプリのリリース」、「楽天ポイントから利回りくんコインへの交換」、「GRCF構想(Government Real Estate Crowdfunding)」、「産官学による子育て支援住宅の研究」を据えて、さらなる事業の拡充を図っていく。




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