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「中日ビル」が詳細を発表 オフィスはエリア最大、1フロア約700坪
2023.05.01 11:16
中部日本ビルディング(名古屋市中区)と中日新聞社(名古屋市中区)は、2024年春にグランドオープンを予定している「中日ビル」の詳細を発表。ロゴマークとタグライン(キャッチコピー)も決定した。
同ビルは、敷地面積6862㎡、延床面積約11万7000㎡、地上33階地下5階の複合ビル。地下鉄東山線・名城線「栄」駅、名鉄瀬戸線「栄町」駅から地下街で直結する。
9~22階のオフィスフロアは、1フロア約700坪で栄エリア最大級の貸室面積。優れた環境性能とBCPをサポートできるハイグレードオフィスを標榜する。16階には、柔軟な働き方をサポートするオフィスワーカーのための専用ラウンジを設置。仕事の質の向上や、作業の効率化のために必要な「ビジネス」、「ラウンジ」、「ウェルネス」を満たす設備や機能、サービスを充実させる。
地下1階~地上5階は、幅広いニーズに対応した飲食・物販店舗が立ち並ぶショップ&レストランゾーン。気軽に立ち寄れる店舗から、フォーマルな場面にふさわしい飲食店まで、様々な需要に応えるテナントが集まる。
地下1階は栄地下街と直結し、利便性向上と新たな地域の賑わい、コミュニケーションの醸造を図る。
4~5階はワーカーをサポートするサービス系テナントやクリニックなどを揃える。「中日文化センター」や、各道県の観光事務所が集まる「全国物産観光センター」も入居し、来訪者の毎日を彩る構想。
6階は、多目的ホールと大小8室の会議室からなる「中日ホール&カンファレンス」。ホールは、セミナーや講演会、パーティー、ライブコンサートまで、幅広く利用できる。カンファレンスは会議や研修等のほか、ホールとの一体利用も可能。
24~32階には、三菱地所グループのロイヤルパークホテルズが展開する「THEシリーズ」のフラッグシップブランド「アイコニック」が名古屋初出店。
7階には屋上を設け、憩いの開放空間とする。栄の街並みを一望できるウッドデッキの中央には芝生広場を配置。壁面いっぱいに四季の草木を設置し、栄の空に美しい緑化景観を生み出す。
ロゴマークは、レガシーを継承しながら新しく生まれ変わる「中日ビル」を、上空から見たイメージとして表現。回転展望レストランをモチーフに屋上広場に引き継がれた円形デザインを、シンプルで親しみやすいグラフィックにし、新たな歴史を刻んでいきたいという思いを込めた。
タグラインは、「これからも、まちとサカエる」。半世紀以上、栄の中心でにぎわいの拠点であり続けた「中日ビル」が、これからも栄とともに繁栄し、エリア全体の価値向上に貢献できるランドマークでありたい、という思いが込められているという。