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川口市で総戸数225戸のタワマン開発 商業施設を併設し賑わい創出と利便性向上も図る

2023.05.22 11:40

 三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)は、埼玉県川口市にて推進している「川口本町4丁目9番地区第一種市街地再開発事業」の権利変換計画が埼玉県知事の認可を受けた。着工は9月を予定し、竣工は2026年7月を予定している。
 計画区域は、JR「川口」駅東口から南に約400mに位置する約0・7ha。
 同プロジェクトは、建築物の敷地面積約4753・85㎡、建築物の延床面積約2万5222・58㎡、制振構造、地上28階地下1階建て、総戸数225戸の住宅棟、地上3階建ての商業棟を整備する。商業棟の併設によりにぎわいを創出し、生活利便性の向上を図る。住宅棟においては、「ZEH-M工 Oriented」の取得を予定している。
 同プロジェクトにより、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を行い、防災上重要な都市計画道路である善光寺荒川線の拡幅整備や、建築物の不燃化、誰もが利用できるオープンスペースの創出、防災設備の設置などにより地域の防災性を高める。




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