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三菱地所 米ワシントンでオフィス計画 8階建ての既存ビルを12階建てオフィスビルに改修
2023.06.19 11:25
三菱地所(東京都千代田区)、大成建設(東京都新宿区)は、三菱地所の米国子会社であるRockefeller Group International, Inc.(RGII社)と、米系デベロッパーのStonebridge社が手掛ける「6005th」計画に参画し、着工した。竣工は2025年の予定。
同プロジェクトでは、米国ワシントンDC内の中心部East Endエリアに位置するワシントン首都圏交通局所有地の既存建物を活用。既存建物を活用するにあたり、入念なコンクリート強度テストや杭荷重テストを実施。既存躯体を活用した改修プランとすることで、工期、コスト、環境負荷を軽減する。
計画建物は、敷地面積約4500㎡、貸付面積約3万7000㎡、地上12階建てのオフィス、商業等用途のオフィスビル。従前の8階建てから11階+ペントハウスへ4層積み増す計画。また、6フロアには、それぞれ共用テラスを設けるほか、ジムやシャワー室等の共用部施設を設置予定している。