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「立石」駅南口で商住整備 建物の不燃化・耐震化で防災性向上も

2023.07.24 10:43

 立石駅南口西地区市街地再開発準備組合と、参加組合員予定者の野村不動産(東京都新宿区)、東京建物(東京都中央区)、阪急阪神不動産(大阪市北区)は、同準備組合が進めている「立石駅南口西地区第一種市街地再開発事業」の都市計画が決定したと発表した。着工は2027年の予定。
 施行予定地区は、京成電鉄押上線「京成立石」駅の南側に位置し、東側を特別区道葛48号(駅通り)、南側を補助線街路第141号線(奥戸街道)、北側を特別区道区道397号等に囲まれた区域。
 同計画では、生活を支える商業施設や立石らしさを継承した路地など空間を設け、多世代が居住できる住環境を整備する。防災面では、地区内の建物の不燃化・耐震化によりまち全体の防災性を向上させ、緊急時には地区周辺の住民や帰宅困難者が避難できる防災拠点とする。
 区域面積は約1・3ha、A敷地とB敷地の2つで構成される。
 A敷地は、延べ面積約9万1700㎡、建築面積約8000㎡、戸数700戸の住宅が整備される予定。
 B敷地は、延べ面積約250㎡、建築面積約110㎡。




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